DECISION GUIDE

展示会の「どうする?」を、
条件から考える。

正解は案件ごとに変わります。ここでは、実際に迷いやすい論点を「こうなら必要」「こうなら削れる」という判断材料として整理します。

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何に迷っていますか。

01 / BUDGET

予算が少ない。
何から削る?

最初に全部を少しずつ安くするのではなく、来場者との接点に直接関係しないものから見直します。

先に守りたいもの

  • 何の会社・製品かが伝わる主メッセージ
  • 人が止まり、話せる入口と動線
  • 当日運用に必要な最低限の機能

条件で削れるもの

  • 目的が曖昧なモニターや装飾
  • 会話後に使われない大量の配布物
  • 役割が重複する什器やサイン

金額の大小だけでなく、削ったとき何が失われるかを比較します。

02 / BOOTH SIZE

1小間で足りる?
2小間にする?

展示したい物の数より、「同時に何人と何をするか」で考えます。

  • 展示物を見せるだけか、実演が必要か
  • 立ち話か、着席商談が必要か
  • 同時に対応する来場者は何組か
  • 当日スタッフは何人か
  • ストックや機材がどれだけ必要か

広さを増やす前に、展示物・商談席・受付台が本当に同時に必要かを確認します。

03 / MESSAGE

何を書けば、
立ち止まってもらえる?

会社説明を全部書くより、対象者が「自分に関係がある」と判断できる一文を先に置きます。

  1. 今回いちばん会いたい相手を一つ決める
  2. その人の課題を一つ決める
  3. 自社が何を変えられるかを一文にする
  4. 機能や仕様は、その後の情報として分ける

専門用語が必要な商材でも、入口の文章まで専門家向けにする必要はありません。

04 / MONITOR

モニターは、
本当に必要?

「展示会だから置く」ではなく、静止画では伝わらない動きや変化を見せるときに使います。

向いている

  • 製品の動作や使用前後を見せたい
  • 大型実機を持ち込めない
  • 無音でも内容が理解できる映像を作れる

見直したい

  • 会社紹介動画を繰り返すだけ
  • 文字が小さく、近づかないと読めない
  • スタッフや什器で画面が隠れる

画面サイズは、視認距離、表示内容、設置高さ、ブースの間口から決めます。インチ数だけでは判断しません。

05 / FLYER

パンフレットは、
何部刷ればいい?

部数より先に、「誰に、どの会話のあとで、何を思い出してほしいか」を決めます。

  • 通りすがり全員に配るものか
  • 説明後の人だけに渡すものか
  • 価格・仕様・導入手順のどれを持ち帰らせるか
  • QRやWebで更新できる情報は紙に固定しない

ブースと資料の見た目を揃えるだけでなく、役割を分けることが重要です。

06 / STAFF

何人いれば、
ブースが回る?

人数だけでなく、同時に必要になる役割を数えます。

  • 最初に声をかける・受ける人
  • 短く説明する人
  • 専門的な質問に答える人
  • 商談中に新しい来場者へ対応する人
  • 休憩や離席を含めた最低人数

少人数なら、受付や説明を減らし、来場者が自分で理解できる情報設計に寄せる方法もあります。

07 / FLOW

人が入らない。
レイアウトの問題?

入口の狭さだけでなく、「入ったら何をすればいいか」が見えないことも障壁になります。

  • 通路から最初に見るものが決まっているか
  • 立ち止まった人が通路を塞がないか
  • 受付台が心理的・物理的な壁になっていないか
  • 説明中の人と新しい来場者が衝突しないか
  • 会話を終えた後の退出位置が自然か

08 / STAFF IDENTITY

スタッフの服装まで、
考える?

ブランド演出より先に、「誰に話しかければいいか」が分かることを優先します。

  • スタッフと来場者を遠目で区別できるか
  • 役割を色・名札・アイテムで分ける必要があるか
  • 会場で長時間動ける服装か
  • ブースのトーンと矛盾していないか

Tシャツ、ジャケット、名札なども、空間とは別の制作物ではなく接客設計の一部として考えます。

09 / INTERNAL APPROVAL

稟議で、
何を説明すればいい?

「きれいなブースを作る」ではなく、目的・対象・総費用・測定・リスクを一枚で説明できる状態を目指します。

  1. なぜこの展示会に出るのか
  2. 誰との接点を作りたいのか
  3. 総額に何が含まれるのか
  4. 何を成果として確認するのか
  5. 誰がいつまでに何を決めるのか

売上を確約する必要はありません。出展前に何を測るかを決めておくと、次回の判断材料が残ります。

10 / VENDOR

見積は、
金額だけで比べない。

同じ金額でも、含まれる範囲と責任が違えば比較になりません。

  • 企画・デザイン・施工のどこまで含むか
  • 電気、映像、什器、申請、物流は含むか
  • 修正回数と追加費用の条件
  • 現場対応の有無
  • 誰が最終責任者として調整するか
  • 会期後の撤去・返却・データ保管

11 / AFTER SHOW

名刺の枚数だけで、
終わらせない。

次回に使えるのは、件数だけでなく「誰と何を話し、何が詰まったか」という事実です。

  • 有望だった会話と、その理由
  • 何度も聞かれた質問
  • 説明に時間がかかった箇所
  • 運用上の詰まり
  • 使わなかった展示物・資料
  • 次回も残したいもの

ABOUT THIS GUIDE

過去記事の復刻では
ありません。

EXBが以前公開していた記事は、実際の出展者から得られた悩みや質問を起点にしていました。このガイドでは、それらを過去記事として並べず、現在の出展担当者が判断に使える形へ組み替えています。

個別条件によって判断は変わります。特定の成果や集客数を保証する内容ではありません。

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どう考える?

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